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今┃週┃の┃特┃集┃♪┃
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夏がもうすぐだから、冷たいアジア麺が食べたい♪ 特集!
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甘酸っぱいアジア麺は、蒸し暑い季節にはぴったりですね。
柑橘系の果汁やアジアンハーブ、唐辛子やニンニクを入れるのが、
共通項。ラーメンに代表される小麦麺もおいしいですが、
お米の麺の柔らかさはカラダにやさし〜い!感じ。
意外とつくるのも簡単なんです。
◆「香港粉麺飯 めんとご飯」
著者:謝華顕/価格:1890円
香港でとてもポピュラーなのは「味つけ乾麺」。
蝦子麺、瑶柱麺、鮑魚麺など種類はいろいろあるけれど、
麺自体に味と旨みがついてるから、ゆでて
ゴマ油と醤油をたらすだけで、簡単に即席ラーメンができあがるんですって。
もちろん仕立てたスープに入れれば本格香港ヌードルが楽しめます。
本書に載っている「潮州流の堅焼きそば」が面白いんです。
おせんべいのようにカリカリに焼いた麺に、
なんと白砂糖をかけて食べます。
これが伝統的な潮州流の堅焼きそば。おやつ感覚?
本書では砂糖を甘酢ソースにアレンジしています。
◆「私のタイ料理」
著者:氏家昭子/価格:3360円(税込)
つくり方は驚くほど簡単!なのに本格的なタイ料理をご紹介。
セン・ミー(細いビーフン)を油で揚げて、
砂糖がたっぷり入った甘いソースをからめたものや、
クウェイティオ・セン・レク(細い米の麺)を使った汁そば。
辛さと甘さと酸っぱさ、ピーナッツの香ばしさ、もやしの歯ごたえ
いろいろな味が混じりあって、美味しいタイ風焼きそばになります。
◆「わたしのベトナム料理」
著者:有元葉子/価格:2520円(税込)
近所の屋台でフォーを食べてから、会社や学校に向かうベトナム。
米の粉からつくる麺はツルツルで、スープの味もやさしい。
葉野菜や香草、もやしなどを入れ、
唐辛子、チャンという柑橘類をしぼって食べる「鶏肉のフォー」や、
牛肉のフォー(ベトナムでは水牛なんですね)、
中華麺に似たミーという麺でつくるハノイの焼きそばなど。
ベトナムならではの食材、歴史や由来も写真とともにご紹介します。
◆「中国料理秘伝帳」
著者:脇屋友詞/価格:1995円(税込)
麺に凝るだけじゃ、物足りない方に。
中国料理「スープ」の奥義をぜひ。
麺のスープには材料や澄ませ方によっていろいろありますが、
「毛湯」は一番よく使われるスープ。マオタン、と読みます。
鶏がらでだしをじっくり取ると、おいしいスープになります。
これが基本。
では、応用は?
「上湯(シャンタン)」はマオタンに中国ハムなどを加えて、
旨みをさらにぎゅっと濃くした、高級スープ。
「頂湯(ディンタン)」はマオタンに挽肉を加えて澄ませます。
こちらも高級な、ひと手間かかった麺スープになるんです。
本書にはいろんな麺が載っていますが、「秘伝帳」といっても、
小難しい料理書ではありません。
脇屋シェフならではの、簡単明瞭、わかりやすいコツが満載です。
長ネギだけを油で熱して、甘みと香りを出したシンプルなつゆそば、
こんな小さなテクニックでも、いつもの麺が変わります!