[ニッポンをもっと知ろう!特集♪]
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海外で活躍するニッポン人が増えています。
彼らが行き着くのは「ニッポン人としてのアイデンティティとは何か」
ということ。
2005年は"ニッポンをもっと知ろう!"の始まりの年だった気もします。
料理とニッポンの関係を考える特集です。
◆「海の幸オードブル」
著者:高橋忠之
価格:2520円(税込)
元志摩観光ホテル総料理長による、
優美で繊細、時には挑戦的に展開するオードヴル128点。
伊勢海老、鮑、ウニなど、伊勢の自然とともに
「海のフランス料理」をまったく独自に開拓してきた高橋忠之氏は、
日本におけるフランス料理のひとつの確固たるありかたです。
◎ここで現代ニッポンの日本料理を見てみましょう。
◆「和の新潮流 WASHOKU NEW WAVE」
著者:柴田書店
価格:3990円(税込)
若者は伝統にとらわれず、ジャンルを軽々と飛び越えるものです。
いま、新しい風を吹き込む若手料理人のつくる和食が
人気を集めています。3000円台から5000円、高くても7000円前後と
破格の料金体系で展開するコース料理です。
前半は、いま若者に人気のある5店にご登場いただき、
人気のコースを提供順に通して見る構成。
後半は、“新和食の系譜”と題して、
15店のメニューを分解して紹介しています。
◆「くずし割烹 調味醤油で素材を活かす」
著者:枝國栄一
価格:2940円(税込)
京都・四条川端の人気割烹店
『くずし割烹 枝魯枝魯(ぎろぎろ)』の店主が展開する新感覚の和食。
その料理世界、調理のコツとカンどころを網羅します。
わずか12席のカウンター割烹店が、
予約なしではまず入れない繁盛店となったのはなぜか。
コースのおまかせ料理9品〜10品を、
3500円の破格の価格で提供できる謎は?
『くずし割烹 枝魯枝魯』では、
独創的なひらめきにより開発した調味材・調味醤油が
ひとつの決め技になっています。
オリジナル調味醤油を巻頭に挙げ、次いで特徴的な料理【くずし】から
【向附・お造り】【椀物】【お凌ぎ】と変則的な流れで紹介します。
◎ニッポンから海外へ飛び出す!彼らの活躍は、
現代料理人さんたちにとって、憧れです。
◆「nobu」
著者:松久信幸
価格:5880円(税込)
世界の「NOBU」スタイルのすべてが
ここにある!
愛称“nobu”。数少ない世界的に通用する日本人シェフの一人です。
世界を駆け巡る実力派料理人が、長年にわたり蓄積されたレシピの
中から厳選した103アイテムを紹介します。
どの一皿も独特の和食世界『NOBU Style』を表現、
円熟の域に達しつつある境地を示しています。
世界各地の食材、各国のテイスト・料理法を取り込みつつ進化した
『NOBU Style』を堪能できる一冊、お愉しみください。
◆「TETSUYA シドニーテイスト」
著者:和久田哲也
価格:4725円(税込)
シドニーの超人気レストランから待望の本が到着!!
世界でもっとも有名な日本人シェフTETSUYAの魅力がつまった1冊!
和久田哲也(TETSUYA)氏。フランス料理の基礎の上に、
日本人の感性、日本の食材、シドニーならではのマルチカルチャーな
発想を駆使してまとめ上げた彼の独創料理が、
世界中の美食家から支持されています。
料理の特徴は、「素材をシンプルに生かし」、
「どんな文化背景をもった人にも愛される素直なおいしさ」。
昨今は世界中で日本料理が流行していますが、
日本の食材の旨みや香りを西洋料理にいかに生かし、
いかに新しいおいしさをつくり出すかという点で、
この本ほど大きな示唆を与えてくれるものはないでしょう。