« [2006ヴァレンタイン特集part5]cafe-sweetsのチョコレート特集号バックナンバーを販売中! | メイン | 春だから、日本料理の椀特集♪ »

ほろ酔い気分になりたいな♪カクテル特集

カクテルの魅力ってなんでしょうか。
 味はもちろんですが、グラスに注がれる
 色あいが美しいですよね。
 定番のカクテルには、それぞれ物語があり、
 バーテンダーの方はオリジナルカクテルをつくる楽しみも。
 あまりお酒は強くない方でも、低アルコールのフルーツカクテルなどで
 楽しんでみるのもおすすめです。
 今夜もどこかのバーで、新しいカクテルが誕生しているかも。
 
 ◆「カクテル リキュール テクニック
 著者:長岡正光 価格:1995円(税込)

 リキュールの選び方、使い方が決め手となるカクテル。
 スタンダードからオリジナルのものまで
 108のストーリー性のあるカクテルを掲載しています。

 「薬草・香草系」「果実系」「種子・核系/特殊系」の構成です。
 それぞれ、ボトル写真、特徴や歴史のほか、
 アルコール度数、エキス分などの詳細も掲載。
 それぞれのリキュールを使ったカクテルもご紹介します。

 たとえば、もっとも美しく香り高いといわれる
 八重桜の花を原料としているヘルメス・サクラ・リキュールを
 使った香草系のカクテル「さくら・さくら」。
 ほんのりピンク色で、桜のやわらかな感じが伝わってきます。
 グラスにはアップル、ライムのピールとグレープフルーツの
 甘皮で作った桜を添え、これからの季節に味わってみたい一品です。

 最近のカクテル事情をちょっと調べてみましたら、
 果実系はもちろん、お酒を飲みながらも体によいものを
 取り入れようとハーブ系リキュールの需要も高まっているようです。

 ◆「マイスタンダード・カクテル
  著者:田中利明 /永岡正光/内田行洋 価格:2310円(税込)

 3人のバーテンダーが選ぶお酒。
 ベースの酒の生かし方、バランスなど実践面に重点をおいた一冊。

 ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、
 テキーラ、リキュール、ワインの8種類のベースに収録。
 カクテルは129品、すべてカラー写真で紹介しています。
 それぞれのベースのお酒の使い方と考え方による解説も掲載。

 たとえばラム・ベースの「ダイキリ」では…
 永岡氏は、ラム(バカルディ・ホワイト)。
 べースのホワイト・ラムを生かして、シュガー・シロップを使い
 甘さと酸味も残したキリッとした味に。

 内田氏は、ダーク・ラム(パンペロ・アニベルサリオ)。
 お酒がうまくのりバランスがいいのでダーク・ラムを使用。
 本書では、グレナデン・シロップを使っているが、
 旬にはフレッシュなザクロを使う。

 田中氏の場合は、ラム。
 砂糖(上白糖)を使い、少し甘めに。
 シロップではなく上白糖を使用するのは、全体の味を濃くするため。

 スタンダードの奥深さは、つくり手が違えばまったく表情を変える、
 けれども、それは間違いなく同じ定番の一品。。。
 というところでしょう。本書は3人の名手による競演で、
 スタンダードカクテルの新しい一面を見せてくれます。


 ◆「新版NBAオフィシャル・カクテルブック
  著者:日本バーテンダー協会編著 2625円(税込)

 バーテンダーに必須の知識と技術を網羅した一冊です。

 本書は、前半にはカクテルの知識と技術、カクテルの基本材料
 後半にはカクテル・レシピの構成になってます。

 前半のカクテルの知識と技術では、シェーカーの持ち方や構え方、
 ステア、ビルド、グラスの扱い方などを写真でわかりやすく紹介。
 カクテルの基本材料では、酒類の定義、酒類の分類、歴史など。
 カクテル・レシピは523種類。ショートはベース別に、
 ロングはスタイル別にわかれています。

 その他、オレンジやレモンなどを使ったグラスに飾る
 フルーツのカッティングやデコレーションも掲載しています。

 ◆「ザ・カクテルブック」 
  著者:日本バーテンダー協会:3990円(税込)

 スタンダード・カクテルをベース別に
 すべてカラー写真で367品掲載。

 本書のスタンダードカクテルは、ショート・ドリンク、
 ロング・ドリンクを合わせ、ベースを種類別にまとめ、
 カクテル名はアルファベット順に掲載。
 ベースの最初のページには、それぞれのカクテルに使用する酒類や
 ソフト・ドリンク、その他の材料などが一覧でわかる
 「カクテルの構造」付きです。

 バーテンダーを志す方、カクテルに関心のある方にも絶対おすすめです。


ページの上部へ