卵やハムなどの定番も外せないけど、
デリやカフェ、レストランなどのグルメサンドも
気になりますよね。
はさむ具材のアレンジは自由だし、パンとの相性も楽しめる。
そろそろ外で食べるにはもってこいの季節到来。
具材とパンを別々に持っていき、好きなものを
自由にサンドして食べるのもけっこう楽しいんですよね。
サンドイッチ片手に芝生で日向ぼっこなんていかがですか〜
◆「ニューヨークシェフのパンメニュ−」
著者:柴田書店 価格:1890円(税込)
創作サンドイッチをはじめとした、有名NYシェフ
のレシピを掲載した一冊。
本書は、
◎サンドイッチとパニーニ
◎ブルスケッタとクロスティーニ
◎プッツァとフォカッチャ
の3つのカテゴリー構成になっています。
ニューヨークで人気の組み合わせ17品のサンドイッチ。
例えば、小型のフランスパンやイタリアンロールに
トマト、レタス、オニオンなどと一緒にカキフライを
ホッドドックのようにサンドした
「カキフライのポ・ボーイ・サンドイッチ」。
過去にスペイン、フランス領であった歴史を持ち、
スペイン、フランス、アフリカの料理が混ざり合った
独特の料理があるニューオリンズ生まれ。
ホットでスパイシーなのが特徴の香味野菜と唐辛子の
きいたマヨネーズ系のソースをたっぷり塗った一品です。
一品ごとに、使用した材料の解説やアレンジに役立つ
アドバイスも掲載されているので、ご参考に。
◆「ますます菜菜ごはん」
著者:カノウユミコ 価格:1995円(税込)
野菜・豆など素材はすべて植物性素材。
食卓のメニューが広がるレシピ集。
本書では“ベジミート”、つまり野菜の
お肉サンドイッチを4品ご紹介しています。
◎にんじんローフのサンドイッチ
◎きのこローフのサンドイッチ
◎ゆばの精進ハムのサンドイッチ
◎油揚げの北京ダック風のサンドイッチ
例えば、具材のひとつ「にんじんローフ」。
にんじんは蒸し煮してつぶし、木綿豆腐や麩、
長いもなどを入れてつくります。出来上がりは
お肉でできているように見えるんです。
にんじんの水分を完全にとばし、豆腐はしっかり水切りするのがポイント。
パンにはさめば、ボリューム満点のサンドイッチのでき上がりです。
とてもヘルシーなのがうれしい一品。
パンはしっかりした味わいとかみごたえのある、
天然酵母のものを使うとおいしさもアップしておすすめです。
「野菜がキライだった」という著者が、
「自分がおいしく食べれるように工夫する」という
発想でつくる野菜料理を味わってみてくださいね。
◆「COOKBOOKたまご」
著者:加藤美由紀 価格:2039円(税込)
キッチンにあるおなじみの素材、たまご。
ベーシックなものから、オリジナル料理まで
50品をご紹介した一冊。
本書でご紹介するのはもちろんたまごを使った
サンドイッチ、“ヴァネチアンサンド”。
イタリアのサンドイッチといえば、パニーニや
フォカッチャナなどが多いけれど、山型パンでつくる
サンドイッチはヴェネチアだけらしいんですよ。
厚めの輪切りにしたゆで卵とアンチョビを山高く重ね、
トレビス、粒マスタードを山型パンではさんでつくるシンプルサンド。
トレビスは、チコリの仲間でセロリに似た香りと
独特のほろ苦さが特徴のイタリア原産の野菜。
ルッコラやクレソンを組み合わせてみるのもおいしいかも。
極めようとするとけっこう難しいゆで卵やポーチドエッグなど
9つの基本の卵料理、鮮度のみわけかた、構造、特性など、
卵の知識も掲載されています。