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玄米や雑穀などの穀物と動物性食品を使わない「穀菜和食」

 日本には、世界に誇れる、祖先から受け継いだ数千年の歴史と伝統
 を持つ正しい食物の原理と技術があります
 そのひとつが“マクロビオティック”。

 食事の基本は「玄米菜食」。
 玄米や雑穀などの穀物と動物性食品はとらず、植物性食品のみ。
 おかずをつくる食材は、その土地で長年つくられてきた旬の野菜、
 海藻、山菜など。

 世界的スター、マドンナやマイケル・ジャクソンもマクロビオティック
 を日頃から実践していることで有名ですね。
 マドンナのあの若さと健康の秘訣は“マクロビオティック”
 なのだとか。


 ◆「穀菜和食 マクロビオティックの基本を学ぶ

 著者: 松本光司  価格:3150円(税込)

 マクロビオティックの基本と、“玄米をおいしく食べる”
 ための食材やおかずを紹介した一冊。

 本書は始めに“玄米菜食”の原則にもとづいた、だしのとり方
 や調味料、玄米の炊き方などを解説しています。
 だしは昆布と干し椎茸のみ、調味料は塩、醤油、味噌、酢、油
 のみです。

 基本を学んだあとは、基本食材を使った料理レシピや
 玄米にぴったりのおかずを全240余品紹介しています。

 たとえば、
 「れんこんとごぼうの鰻もどき」は、見た目は鰻の蒲焼そっくり!
 れんこんと豆腐で鰻に似た弾力のある食感が楽しめるそう。
 そこにごぼうが入ることで香りが加わり、ますます鰻のような
 味わいなのだとか。

 作り方もシンプルで、すりおろしたれんこん、ごぼう、豆腐を
 海苔にのせてのばして、筋目をつけて揚げるだけ。
 醤油ダレを絡めたら鰻もどきの完成です。

 その他、たんぽぽやわらび、つくしといった野草を使った料理
 も登場します。「たんぽぽの佃煮」はたんぽぽの葉を使用。
 酒肴やご飯のおかずにぴったり。
 肝機能が心配の方におすすめだそうです。
 アク抜きの方法から皮の剥き方まで詳しい解説付き。

 普段のおかずだけでなくおもてなし料理もあります。
 春“精進茶懐石”、夏“五穀豊穣のもてなし”、秋“精進おでん”、
 初春“精進おせち”と豪華なメニューがずらり。
 盛り付けがとても綺麗。さすが元料理人の松本氏です。

 皆様の健康づくりにきっと役立つ一冊です。


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