濃厚な味ともっちりした食感・・・。
子供から大人まで、大人気のプリンを掲載した本をご紹介します!
◆「ニュー デザート ブック」
柴田書店編 価格:3045円(税込)
和・洋・中・エスニックの料理店16店の、
創作デザート238品を紹介したレシピ集。
本書では、7種のプリンをご紹介しています。
◎マンゴープリン(2品)
◎紅芋ぷりん 緑豆添え
◎南瓜プリンと南瓜のアイスクリーム
◎百合根のスープ 温かい黒糖豆乳プリン
◎白と黒の胡麻プリン
◎キーマン紅茶プリン
たとえば、スーツァンレストラン陳の菰田シェフが
つくる“キーマン紅茶プリン”。
世界3大紅茶のひとつと数えられるキーマン紅茶は
蘭の花の香りでしっかりしたコクのある味わいのある
中国の代表的な紅茶です。
キーマン紅茶を濃く抽出し、苦みを生かしたプリンと、
同じくキーマン紅茶でつくった黄金色のジュレをのせ二層にしたもの。
香りの違いが楽しめる一品です。
身近な素材をつかい、手軽につくれレシピがたくさん
掲載されているのがうれしい。
見ているだけでも幸せな気分になれる一冊です。
著者:音羽和紀 価格:1890円(税込)
手に入りやすく、工夫次第でさまざまな料理に
生かせる素材の鶏肉とたまご。
アイデアあふれた鶏料理57品と、卵料理16品を
掲載した一冊。
本書でご紹介しているプリンは3品。
◎ほうじ茶のプリン
◎まろやかプリン
◎レバープリン
プリンというとデザートのイメージですが、
レバープリンは前菜など料理として提供できる一品。
白レバー(鶏のレバー)に卵、牛乳、ニンニクなどを
ミキサーで撹拌し漉した後、カップに入れて蒸しあげ
トマトソースでいただきます。
驚くくらいに繊細で上品な味わいだとか。
レバーの食感が苦手な方でも美味しく食べられそうな感じですね。
もちろんレバーは新鮮なものをつかい、火の入れ具合に
注意してゆるめにつくるほうがおいしいです。
鶏肉の部位別特徴、たまごの特性などの基礎知識も
掲載。毎日の食卓、メニュー作りにぜひ。
◆「日本料理 デザート曼荼羅」
著者:丸田明彦 価格:3360円(税込)
伝統を踏まえ、新しい素材や技術を取り入れた、
季節感あふれるデザートを一年を月ごとにわけ、
各月ごとに7品ずつ合計84品を掲載した一冊。
本書でご紹介のプリンは2品。
◎桃日輪(桃プリン)
缶詰の黄桃をを活用した冷たいデザートです。
プリン地に黄桃の裏漉しと桃のリキュールを
混ぜ込んみ蒸しあげ、パパイヤ、カシスの
2種類のソースでいただく一品。
◎除夜の鐘(みかんぷりん)
しぼったみかんの果実と卵、砂糖を混ぜ合わせて
つくったみかんの味がたっぷり味わえプリンです。
液地をラップにくるんで茶巾にし、平たい湯のみに
入れて蒸しあげれば、取り出したみかんの中身と
ほぼ同じ形に。
みかんの皮を器にし、プリンを戻し入れれば、
見ためも楽しい一品ですよ。
食材の意外なつかい方など、著者のアイデア
あふれるデザートと器づかいも参考になります。