クリスマス前のイベントといえば…。そう♪
11月の第3木曜日(11月15日)は、ボジョレーヌーボーの解禁日です。
さて、みなさんの楽しみ方は?
今回は、ワインに合う料理を掲載している本をご紹介します。
ボジョレー・ヌーボーにも合う料理を楽しんでみてくださいね。
◆「この一皿とこのワイン」
著者:吉川敏明 価格:1890円(税込)
吉川シェフによる、身近な素材で手軽につくれる
イタリア料理、アンティパスト30品、気軽に作る
メインの一皿20品、とっておきの一皿12品と
料理とともと楽しみたいイタリアワインを掲載した一冊。
たとえば、“ポレンタのオーブン焼き”。
とうもろこしの粉でつくる素朴な味わいが楽しめる
ポレンタに、ほうれん草、ベーコンと合わせ、
燻製スカモルツァ・チーズ、ゴルゴンゾーラチーズ
をのせオーブンで焼いた一品。
生クリームを入れれば、グラタン風にもアレンジできるんですよ。
合わせるワインのおすすめは、ベルベーラ、
キャンティ クラシコなど。
手軽につくれるポレンタは、そのまま料理のつけ合わせ
として食べたり、冷凍保存もできるので、とても便利。
料理だけでなく、バターで焼いてシナモンシュガーで
和えればおやつとしてもおすすめだそうです。
アンティパスト、メイン、おもてなし別に、入手しやすい
おすすめワインや、ラベルの読み方なども掲載。
料理との組合せ、購入時の参考になります。
◆「ワインのおかず」
著者:江上佳奈美/北島素幸/田崎真也
価格:1890円(税込)
家庭料理、フランス料理、ソムリエの3人による
素材別に赤・白・ロゼのワインに合うおかず96品を掲載した一冊。
たとえば、ボジョレー・ヴィラージュ(赤ワイン)とともに
いただく料理をそれぞれご紹介。
素材は、これから旬を迎える“ぶり”。
◎「ぶりのベーコン巻き焼き キャベツ添え」(北島氏)
マスタードを加えたソースの上に塩ゆでしたキャベツ、
ぶりの切り身にベーコンを巻いてバターで焼いたぶりを
重ねて盛りつけた一品。
ベーコンをつかうことで、魚にボリュームとコクを
だして赤ワインに合わせるのがポイントなんですよ。
◎「ぶりのくず粉焼き 七味風味」(江上氏)
タレにじっくり半日漬けこんだぶりに片栗粉を
まぶして焼き、醤油、ねぎ、ごま油などをまぜた
ソースをかけた一品。
苦みと甘さを含んだボジョレーがぶりの濃厚さを
あっさりとさせてくれます。
◎「ぶりのハンバーグ 赤バターソース」(田崎氏)
甘草の香りが特徴のぶりと甘草、エシャロットを
ハンバーグにした甘苦の味がポイントの一品。
ソースのポートワインは、やや甘いかなと思うくらい
たっぷり使ったほうが、ワインの果実味と合います。
ほか、ワイングラス、栓抜き、ワインクーラー、
カラーフなど家庭でワインを楽しむための
ちょっとした知識も掲載しています。
◎「フランス地方のおそうざい ?かんたんレシピと地方のワイン」
http://www.shibatashoten.co.jp/bookstore/book/000090.html
著者:大森由紀子 価格:1995円(税込)
フランスの地方でつくられてきた家庭料理を
7つ地方にわけ、ワインととも日本でも手に入りやすい
材料でつくれるレシピ61品を掲載した一冊。
たとえば、南西部バスク地方の章でご紹介“カスレ”。
知らないフランス人はいないほど有名なフランス地方
地方料理を代表する一品。
塩漬けした豚肉と白いんげんをじっくり煮込み
ソーセージをのせてオーブンで焼いたもの。
本書では家庭でも気軽につくれるようにアレンジした
レシピを掲載しています。
そして、この料理と一緒に味わいたいワインは、
ボルドー地方の4種類をご紹介。
◎シャトー・アルティギュ・アルノー
◎ボルドー・シューペリュー
◎アントル・ドゥー・メール
◎カオール
ボルドーワインは、複数のぶどうを合わせ、しっかりした
味わいの長期熟成タイプのものが有名。
その土地のワインと昔から食べられてきた同じ土地の
料理を合わせることで、より一層おいしく味わえそうですね。