スフレは、フランス語で「ふくらんだ」という意味。
肉や魚、果物などのペーストに泡立てた卵白を加えることで
ふわっと仕上げた料理やお菓子です。
卵白はピンと角が立つかくらいまでしっかり泡立てるのが、
スフレをふんわり膨らませるポイント。
そして、均一にふくらませるには、生地を型に入れたあと、
指で縁をひとぬぐいするといいそうです。
スフレ型でつくることが多いですが、レモンやオレンジの皮を
器にして焼き上げれば、フルーツの酸味が加わって、
ひと味ちがった味が楽しめますよ。
一度はつくってみたいスフレ。
熱々の焼きたてを味わいたいですね。
著者:大森由紀子 価格: 1,995円(税込)
フランスの伝統菓子50品をエピソードなどをまじえながら
紹介した一冊。
本書では、お米をつかった“お米のスフレ”をご紹介しています。
北フランスで著者が出会った“お米のタルト”をスフレに
アレンジした一品です。
お米をつかったお菓子は、フランス全土で食べられてきた
伝統的なものだそうです。
ご飯が少し残ってしまったときなど、
デザートに変身させてみるのもいいかも。
ほか、ご紹介している大きな焼き菓子、小さな焼き菓子、
デザート焼き菓子はどれもつくり方は難しくなく手軽にできる
ものばかり。地方の焼き菓子をめぐるさまざまなお話も
興味深いですよ。
◆「デザート」
著者:真野博 価格: 4,725円(税込)
コース料理の最後の楽しみ“デザート”。
デザートの基礎技術の工程を詳細なプロセス写真とともに
掲載した一冊。
本書では、基本のスフレ生地のほか、
4品のスフレをご紹介しています。
◎チョコレートのスフレ
◎いちごのスフレ
◎クレープスフレ
◎パッションフルーツのスフレ
たとえば、“クレープのスフレ”。
スフレ生地をフルーツと一緒にクレープに包んで焼き上げた一品。
通常の型に入れて焼き上げないので、
はじめてでも失敗が少なくつくりやすく、
パリパリに焼いたクレープの皮とスフレのふわっとした食感の
違いが楽しめます。
本書では、ブルーベリー、フランボワーズをつかっていますが、
ほかのフルーツに変えれば、季節感も出せますね。
ほか、お客様の目の前で行うサービス、“シャーベット”
“チーズ”“ディジェスティフ(食後酒)”なども
ご紹介しています。
著者:音羽和紀 価格: 1,890円(税込)
いつでも手に入りやすい鶏と卵。
音羽氏によるアイデアたっぷりの鶏料理57品と、
卵料理16品をたっぷり掲載した一冊。
本書では、料理としてのスフレを2品ご紹介。
◎きのこ入りチーズスフレ
◎ゴルゴンゾーラ・チーズとほうれん草のスフレ
たとえば、“ゴルゴンゾーラ・チーズとほうれん草のスフレ”。
みじん切りにしたほうれん草、じゃがいものピュレー
(蒸して裏漉ししたもの)、牛乳、ゴルゴンゾーラ・チーズなど
を加えた一品。ゴルゴンゾーラの独特な風味がほんのりと
味わえます。
耐熱皿にバターを少量ぬっておくと、スフレが盛り上がりやすく
なるそうです。器からこんもりと盛り上がったスフレは壊すのが
もったいない感じですね。
ほか、全国の国産銘柄鶏一覧、鶏肉の部位による特徴、
たまごの特性など“鶏肉とたまごの基礎知識”も掲載してます。