黄色い小さな花を咲かせ、一面に広がる菜の花畑は
とてもキレイですよね。
菜の花は、アブラナ科アブラナ属で、晩冬から初春が旬の野菜。
つぼみとその下の若い茎を食べ、葉も茎も鮮緑色。
葉には縮みがあり、ほんのり苦味があります。
菜の花は、野菜の中でもカルシウムの含有量が高く、
ビタミンCやミネラルが豊富。
暖かいと、急速に花が開きはじめてしまうので、
できるだけ早くつかいきるか、紙にくるみ冷蔵庫で保存すると
いいそうです。
ぜひ、旬のおいしいこの時期に
たくさん味わってみてくださいね♪
◆「シニアのためのイタリアンレシピ」
著者:長岡謙太郎 価格: 2,625円(税込)
“産直もの・健康野菜”で元気になる
シニアのためのイタリアンレシピ。
本書では、菜の花をつかった料理を3品ご紹介。
◎茨城産朝掘り竹の子とリングイネの菜の花のジェノベーゼ
◎本ミル貝の薄切りと3種のの菜の花のサラダ
粒マスタードドレッシング
◎愛媛県宇和島産桜鯛と春に花野菜の菜の花バター焼き
たとえば、“本ミル貝の薄切りと3種のの菜の花のサラダ
粒マスタードドレッシング”。
菜の花、かき菜、アスパラ菜のアブラナ科に属する3種と
ミル貝を粒マスタードドレッシングで合わせた一品。
緑鮮やかで春を堪能できるサラダです。
それそれのレシピには、栄養価(エネルギー、たんぱく質、
脂質、塩分)と、分析内容も表記されていて便利です。
食べて美味しく、身体にもやさしい100品余の料理を
掲載しています。
著者:伊崎裕之 価格: 3,045円(税込)
カジュアルスタイルからメインディッシュまで
冷たい料理、温かい料理、スープ、パン、デザートの
各章に分け、全210品余を紹介しています。
本書では、魚介類との相性もいい菜の花と海老をつかった
“菜の花とぼたん海老のズペッタ”をご紹介。
ぼたん海老をニンニク、唐辛子で炒め、塩ゆでした菜の花と
トマトを加えた一品。
海老の甘みとかすかな苦味のバランスがとてもよく合い、
色合いもキレイで食欲をそそります。
お通し、前菜、デリカテッセン、酒のつまみなどのほか、
パンやデザートも掲載しているので、
カフェのメニューづくりなどにもおすすめです。
◆「野菜で酒菜」
著者:枝國栄一 価格: 3,150円(税込)
『くずし割烹 枝魯枝魯(ぎろぎろ)』の
野菜を主体にした酒肴・酒菜210皿248品を披露!
本書では、魚介類との相性もいい菜の花をつかった
7品の料理をご紹介。
◎とら河豚の白子で巻いた 菜の花の天麩羅
◎菜の花と雲子の卵とじ 黒七味かけ
◎菜の花のからし和えと撥子の取り合わせ
◎蜆の出しで和えた菜の花
◎菜の花のすり流しを敷いた白子の酒蒸し
◎菜の花の茶碗蒸し
◎菜の花漬けと横輪鰹のお造り
たとえば、“菜の花の茶碗蒸し”。
菜の花を油でカリカリに揚げ、ダシ、調味料を加えて
ピュレ状にして生地に加えた茶碗蒸の上に、
ウニと梅肉をのせた一品。
菜の花の軸をつかうので、濃い緑色が美しく、
梅肉との味わいも気になる茶碗蒸しです。
枝國氏の野菜づかいが楽しめる一冊です。
《著者関連本》
◆「くずし割烹 調味醤油で素材を活かす」
価格: 2,940円(税込)
店主が展開する新感覚の和食。
その料理世界、調理のコツとカンどころを網羅する!